「歴代最高に仰天」 チェルシーFWの“高難度バックヒールボレー”に英騒然「信じられない」
ザルツブルク南野も2ゴールを決めるも… チェルシーがペドロの芸術弾などで5得点と大爆発
チェルシーはプレシーズンマッチでザルツブルクと対戦し、5-3で勝利を収めた。壮絶な打ち合いを制したが、後半12分にFWペドロ・ロドリゲスが決めた圧巻のスーパーゴールが話題を呼んでおり、英メディアも「歴代最高に仰天させるバックヒールボレー弾」と大々的に取り上げている。
試合は前半20分にチェルシーのアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチ、同23分にPKでイングランド代表MFロス・バークリー、さらに同28分に再びプリシッチがネットを揺らし、一方的な展開となる。後半5分に1点を返されるも、3-1で迎えた同12分にペドロが度肝を抜く一撃でスコアを動かすことになる。
FWタミー・エイブラハムとのワンツーで左サイドを突破したバークリーが、右足に持ち替えると、ゴール前にクロスを供給。スペースに走り込んだペドロは、ゴール方向へと向かうボールを背中越しで受けることになるが、左足のバックヒールで合わせる離れ業を披露し、軌道がわずかに変わったシュートはゴール右に突き刺さった。
この高難度ボレー弾に衛星放送「スカイ・スポーツ」オーストリア版は、公式ツイッターで「見事なゴール! ストライカーのペドロがザルツブルク戦で成功させた信じられない一撃!」と文章を添え、動画を公開。英メディア「スポーツ・バイブル」は、「ペドロが歴代最高に仰天させるバックヒールボレー弾」と見出しを打って報じている。
ザルツブルクは途中出場の日本代表FW南野拓実が、後半40分と同アディショナルタイムに2ゴールを奪って奮闘するも、最終的にはチェルシーが5点を奪って勝利した。プレシーズンマッチではあるものの、ペドロが決めたスペクタクルなゴールは、今季のチームに勢いをもたらす一撃になるかもしれない。
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