「焦りはなかった」 マラガ岡崎、入団会見で語った“契約待ち”の胸中とスペイン選択の理由

スペイン2部マラガに加入したFW岡崎慎司【写真:Malaga CF】
スペイン2部マラガに加入したFW岡崎慎司【写真:Malaga CF】

7月31日にマラガで入団会見を実施 「1部とか2部とかあまり関係ない」と決意表明

 スペイン2部マラガ加入が決まった日本代表FW岡崎慎司が現地時間7月31日、本拠地であるエスタディオ・ラ・ロサレーダで加入会見を行った。海外挑戦10年目、ドイツ、イングランドに続いて自身欧州3カ国目となるが、「スペインでサッカーがやりたかった」とリーガへの憧れを口にしている。クラブ公式サイトが会見の模様を伝えている。

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 岡崎は2011年1月に清水エスパルスからドイツ1部シュツットガルトへ完全移籍。13年にマインツへ加入すると2年連続でシーズン二桁得点を挙げ、15年にイングランド1部レスターへ新天地を求めた。加入初年度の15-16シーズンには元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディの相棒としてレギュラーを張り、“奇跡”と呼ばれたクラブ史上初のプレミアリーグ優勝に大きく貢献した。

 今夏に契約満了をもってレスターを退団。7月24日にマラガ入りし、翌日にはメディカルチェックに合格するも、クラブ事情により正式契約が発表されずにいたが、30日に公式サイトで加入が伝えられていた。

 岡崎は入団会見で、スペインを選んだ理由について「スペインでプレーしたかったというのが一番」と率直な思いを明かしている。

「もともとスペインでプレーしたいという夢があって、マラガという伝統あるチームでプレーできるきっかけをもらったので、断る理由がなかった。自分には1部とか2部とかあまり関係なくて、今はここで全力を尽くすことを考えています」

 現地入り後、数日間契約が決まらず、現地紙報道ではアル・タニ会長が承認していないのが要因とも報じられていたが、「気持ちは落ち着いていた」という。

「待たされたということはなかったです。自分のなかで焦りは全然なくて、とにかくこのチームに慣れることだけを考えていた。契約が遅れているという認識はなくて、個人的にはまったくストレスとかなかったですね」

 契約直後には紅白戦にも出場したとされるが、限られた練習のなかでも手応えを感じているという。

「みんなと練習した時間は少ないですけど、それでもレベルは高いと感じているし、このチームは1部に上がれる力があると思っています。とにかくゴールを取れるようにしたいです」

 欧州を渡り歩いてきたベテランストライカーの新たな挑戦が、スペインで始まる。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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