浦和、エースFW興梠が殊勲の“バースデー同点弾” ルヴァン杯で対戦の鹿島に1-1ドロー

浦和レッズFW興梠がバースデーゴールを決めた【写真:Getty Images】
浦和レッズFW興梠がバースデーゴールを決めた【写真:Getty Images】

後半32分に鹿島FW伊藤に先制点を許すも、興梠が土壇場で同点ゴール

 浦和レッズと鹿島アントラーズによるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)8強へ進出している同士が対戦した7月31日のJ1リーグ第16節の試合は、、アウェーの鹿島が後半32分に先制するも、ラスト3分で浦和が追いつき1-1で引き分けた。

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 先日、ルヴァンカップ準々決勝で対戦することが決まった両者は、勝ち上がればACL準決勝でも対戦。天皇杯で対戦する可能性も残し、今季少なくとも4試合、最大で7試合対戦するカードの初戦になった。

 両者がACLのグループステージを突破したことで6月から延期されたゲームは、互いに立ち上がりに決定機を迎えた。まずはアウェーの鹿島が前半1分、コーナーキックをFWセルジーニョがヘディングで狙ったがクロスバーを直撃。一方の浦和も同3分には左サイドのMF関根貴大のドリブルを起点にFW武藤雄樹が中央に入れたボールをニアサイドでFW興梠慎三が狙ったが合わせ切れず。同5分には関根のグラウンダーの折り返しをペナルティーエリア内でフリーのMFエヴェルトンが狙ったが、枠外に逸れた。

 この立ち上がりのチャンスを逸した両チームは、中盤で激しく体をぶつけ合う潰し合いの展開になり、ゲームは膠着。浦和は前半39分に興梠が左45度付近から抜け出したが、シュートはGKクォン・スンテがセーブし、両者ゴールなく前半を終えた。

 ハーフタイムで浦和の大槻毅監督は、DFマウリシオに代えてMF宇賀神友弥を投入。MF橋岡大樹を3バックの一角に下げた。そのなかで浦和は後半10分、MF長澤和輝のクロスを武藤がヘディングで合わせたがゴールならず。鹿島の大岩剛監督は同19分にFW伊藤翔を投入。直後の同20分に伊藤はゴール前でフリーのヘディングを狙う決定機を迎えたが、シュートはGK西川周作の正面に飛んだ。

 どちらも崩し切れずに試合が進むなかで迎えた後半32分、浦和のミスからマイボールを手にしてゴール前へ押し込んだ鹿島は、右サイド深くからFW土居聖真がファーサイドへ折り返すと、伊藤がヘッド。これを西川はゴール内で弾き出したが、副審がゴールラインを超えたとフラッグを上げ、ゴールが認められて先制ゴールになった。

 大槻監督は直後にFW杉本健勇を投入し、前線に高さを加えた。すると後半43分、途中出場のMF山中亮輔が上げたクロスで杉本の背後に入り込んだ興梠がヘディングで同点ゴール。33歳の誕生日にバースデーゴールを決めたエースの一撃で試合は1-1で終了し、ライバル対決の第1ラウンドは痛み分けに終わった。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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