レアル久保建英、強烈な顔面シュートで“相手KO”の瞬間に海外脚光 「本当に痛そう」
後半42分、カットインから左足を振り抜いた一撃がトッテナムDFタンガンガの顔面直撃
レアル・マドリードの日本代表MF久保建英は、現地時間7月30日に行われたアウディカップ準決勝のトットナム戦(0-1)で後半35分から途中出場。10分間という限られたプレー時間のなかでシュート3本を放ち、積極的なプレーを見せた。なかでも、トットナムのイングランド人DFジェイフェス・タンガンガを強襲した強烈な左足シュートに対し、海外メディアからも「顔面を捉える一撃」「本当に痛そう」との声が上がっている。
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インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)を1分2敗と未勝利で終えたレアルは、トットナム戦も序盤から劣勢。前半22分、新加入のベルギー代表MFエデン・アザールとブラジル代表DFマルセロの連係ミスで相手のイングランド代表FWハリー・ケインにボールが渡り、これを沈められて先制ゴールを決められた。
1点ビハインドのレアルは後半19分に4人を変更し、同35分から久保らを連続投入。右サイドに入った久保はパスミスも見られたが、後半39分には低弾道のミドルシュートをお見舞いすると、同40分にはエリア内でボレーシュートを放って会場を沸かせる。
そして迎えた後半42分だった。右サイドでボールをキープした久保は鋭いカットインでマーカーを外し、ペナルティーアーク右で左足を振り抜く。ボールはシュートコースに立ちはだかったトットナムDFタンガンガの顔面を直撃。20歳のイングランド人DFはあまりの衝撃にピッチに倒れ込み、しばらく動けなかった。
スペイン紙「マルカ」は、選手寸評で「久保建英は試合全体を通して見ても、他のほとんどのレアル選手以上に、10分間でより大きなものをもたらしていた。彼は二つの危険なクロスと、ジェイフェス・タンガンガの顔面を捉える一撃を披露した」と描写。また、海外サッカーサイト「BeSoccer」は、「久保(うっかり?)は強烈なシュートをタンガンガの顔面に打ち込み、それは本当に痛そうに見えた。万が一の予防策として、彼はピッチを退いた」と触れ、一度起き上がったタンガンガは再び尻餅をつき、一旦ピッチの外に出たことを紹介している。
31日に行われるフェネルバフチェとの3位決定戦で再び出番が巡ってくれば、そのプレーに大きな注目が集まりそうだ。