レアル、アウディカップの“過酷日程”にスペイン紙が警鐘 負傷者続出には「不運」と同情も
30日にトットナム戦、31日にフェネルバフチェ戦という過酷なスケジュール
レアル・マドリードのプレシーズンは問題が山積みだ。今夏、すでに5人の負傷者を出しているレアルは、30日からアウディカップに挑んでいるが、この日程が2日で2試合という過酷なスケジュールとなっている。スペイン紙「AS」は過酷な日程に警鐘を鳴らし、負傷者の続出する現状については「不運もある」と表現した。
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日本代表MF久保建英がメンバー入りをしたことで注目を浴びるアウディカップだが、レアルにとっては大きな問題に直面している。というのも、準決勝トットナム戦(0-1)に敗れ、3位決定戦でフェネルバフチェ対戦するレアルだが、この2試合を2日間でこなさなければいけないという過酷なスケジュールを強いられているのだ。
先日のインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)ではアトレチコ・マドリードとのダービーマッチで完敗(3-7)を喫してしまい、現在のレアルはジネディーヌ・ジダン監督の新たなプロジェクトに疑問の声が上がっている状況にある。一方で、スペイン代表FWマルコ・アセンシオ、スペイン人MFブラヒム・ディアス、フランス代表DFフェルランド・メンディの負傷が発表され、ベルギー代表GKティポー・クルトワ、セルビア代表FWルカ・ヨビッチも試合で負傷するなど、かなり難しい状況に陥っている。
そのなかで臨むアウディカップでどんな選手起用を見せるのかは、一つのポイントとなっている。「AS」は「マドリードのフィジカルに警告」と見出しを打ち、負傷者の続出する状況には「不運もある」と同情。異例の過密日程を経て怪我人が増えるようならば、補強を含めて様々なことを考えなければならなくなるだろう。
かなり厳しい現状に加え、タイトなスケジュールをこなさなければいけないレアル。果たして、今大会でチームとしてプラスになる成果を収めることはできるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)