トッテナム監督、“補強案件ノータッチ”に持論 「クラブは私の肩書きを変える必要がある」
ポチェッティーノ監督は手腕が高く評価される一方で、選手獲得には影響を及ぼさず
トットナムを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督はチームを率いる“ボス”のはずだが、選手補強に関して何も把握しておらず、すべてクラブ主導で行われているという。アルゼンチン人指揮官は「クラブは私の肩書きを変える必要がある」と持論を展開している。英誌「フォー・フォー・トゥー」が報じた。
トットナムは昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で準優勝を果たした。プレミアリーグでは長く“トップ4”の牙城を崩せずにいた“スパーズ”を躍進させたのが、2014年に就任したポチェッティーノ監督だ。その手腕を高く評価され、マンチェスター・ユナイテッドの次期監督候補にも挙がるほどだ。
しかし、そんなポチェッティーノ監督だが、チームの補強に関してはまったくの“ノータッチ”だという。2018-19シーズン開幕前には1人も獲得しなかったことが大きな話題となったトットナムだが、指揮官は選手獲得に影響を及ぼしていないという。
「私は何も任されていない。選手たちの状況について何も知らないんだ。私は彼らの指導だけをしている。選手を売ったり買ったり、契約をしたりしなかったり、そういったことは私の手中にない。それはクラブや、ダニエル・レヴィ(会長)の手の中にある。クラブは私の肩書きを変える必要があるだろうね。私はプレー戦術の決定をするボスだが、その他のことは何も知らない。私はただのコーチ(Coach)だという感じだよ」
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