スペイン移籍の田中陽子、なでしこジャパンGKとの偶然の“30cm差2ショット”を公開
25時間の長旅を経て現地時間30日にスペイン入り 空港でベティスGK山根恵里奈と遭遇
元なでしこジャパンのMF田中陽子は、今夏になでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)1部ノジマステラ神奈川相模原からスペイン1部スポルティング・ウエルバへ完全移籍が決まった。7月31日には、自身の公式ツイッターでスペイン入りしたこと報告。現地の空港で遭遇したというなでしこジャパンGKとの“身長差30センチ”2ショットを公開している。
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2012年、日本で開催されたU-20ワールドカップで“ヤングなでしこ”を3位入賞に導き、計6得点でシルバーブーツを獲得した田中。翌13年にはA代表のなでしこジャパンに選出されるも、同年9月のナイジェリア戦以降は代表の舞台から遠ざかることになる。JFAアカデミーから加入したINAC神戸レオネッサでの3年間も、リーグ戦出場は計34試合にとどまった。
15年に当時2部だったノジマステラへ移籍。初年度は1部・2部入れ替え戦でアウェーゴールの差に泣いて昇格を逃すも、翌年にリーグ優勝とともに1部昇格を果たした。5年目を迎えた今季、6月26日にクラブを通じて海外移籍による退団を発表。7月2日にスペイン1部ウエルバ行きが決まったことがノジマステラ公式サイトで発表されていた。
そして、26歳のアタッカーはいよいよ現地入りしたようだ。31日にツイッターを更新し、「日本時間30日の0時に出発してスペイン時間18時に最寄りの空港に無事到着しました!」と報告。7月30日は自身の26歳の誕生日だったが、「合計で25時間の長旅。時差のおかげで24時間以上の誕生日を過ごせてます」とユーモアを交えて伝えている。
また、現地では思わぬ出会いもあったようだ。「空港着いてカフェしようとしたらえりなさんとばったり遭遇したよ」と綴り、同じJFAアカデミー福島1期生で、スペイン1部レアル・ベティスでプレーしていた3歳年上のGK山根恵里奈との写真をアップ。身長187センチの山根と身長157センチの田中の2ショットにファンからも「身長差(笑)」といった声が上がっている。