レアル久保、トッテナム戦途中出場で強烈存在感 英紙も感銘「名前を覚えておいて」
後半35分から久保が途中出場、強烈ミドルやジャンピングボレーでチャンスに関与
レアル・マドリードは現地時間30日にアウディカップ準決勝でトットナムと対戦し、0-1と惜敗した。日本代表MF久保建英は後半35分から投入され、積極的なプレーでゴールに迫るなど存在感を放ち、英紙「インディペンデント」は「名前を憶えておいて」「後半の見せ場」と感銘を受けたようだ。
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試合はトットナムの勢いに押されて、序盤からレアルが劣勢に立たされるも、コスタリカ代表GKケイラ―・ナバスの好守で耐え抜いていた。しかし前半22分、ブラジル代表DFマルセロのミスからイングランド代表FWハリー・ケインに先制点を献上。1点ビハインドレアルは後半19分に4人を変更し、同35分から久保らを投入した。
終盤に輝きを放ったのが、18歳の久保だ。後半39分、相手エリア手前でボールを受けると、相手を翻弄しながらボールを持ち運んで左足を一閃。低弾道の一撃でゴールを襲うも、フランス代表GKウーゴ・ロリスに防がれた。さらに同40分、エリア内でこぼれ球に反応した久保が右足ボレーを見せたが枠外。直後には右サイドから鋭いドリブルで切り込み、左足で強烈なシュートを放つも相手DFジェイフェス・タンガンガの顔面ブロックで防がれた。
10分間で猛アピールを見せた久保に対して、英紙「インディペンデント」の公式ツイッターは久保の写真を添えて投稿。「名前を覚えておいて…(日本国旗)」と記した一方、「夏に契約した18歳久保建英、スパーズ戦後半の見せ場で印象付けた」と評している。
久保にとっては、インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)のバイエルン・ミュンヘン(1-3)、アトレチコ・マドリード(3-7)に続き、レアル3試合目の出場。いずれも途中出場で、トットナム戦ではわずか10分間のプレーながら鮮烈なインパクトを残した。