ザルツブルク南野、驚異の“無敗記録”に海外メディア注目 「成功が保証されている」
リーグ開幕戦で奥川との日本人アベック弾 ゴール時の無敗記録を「28」に更新
ザルツブルクの日本代表MF南野拓実は、現地時間26日に行われた敵地でのリーグ開幕戦で決勝点を挙げ、幸先の良いスタートを切った。同じ日本人MF奥川雅也との“アベックゴール”が話題となったが、南野はオーストリア挑戦6年目でゴールを挙げた試合では28戦全勝だという。ドイツメディアが「ゴールすれば成功が保証されている」と伝えている。
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南野は26日に行われたラピド・ウィーンとの開幕戦で先発出場。2列目でプレーするなか、0-0で迎えた前半35分に試合を動かした。ドリブル突破したノルウェー人FWアーリング・ブラウト・ハーランドのスルーパスに反応して相手最終ラインの裏に抜け出すと、飛び出してきたGKの目の前で右足インステップのチップキックでボールを浮かし、倒れ込みながらもゴールに流し込んだ。この先制ゴールはチームと自身の今季初得点となるだけでなく、2019-20シーズンの「リーグ第1号」としても刻まれた。
ザルツブルクは後半37分にも、途中出場の奥川がペナルティーエリア内での角度のない位置から追加点を挙げ、“日本人アベックゴール”で2-0と開幕戦白星を飾った。
ドイツメディア「sportreport」は「南野がゴールした時、ブルズ(ザルツブルクの愛称)はブンデスリーガで無敗」と見出しを打ち、南野の無敗記録についてレポートしている。
オーストリア・ブンデスリーガの発表では、南野はザルツブルク加入後、28試合でゴール(計38点)を記録し、その間チームは無敗だという。実際、南野がゴールを挙げた28試合は全勝、チームも平均3.3得点と攻撃が爆発している。記事では、「南野拓実は第1節でザルツブルクをアウェー勝利に導いた。日本人(南野)がゴールすれば成功が保証されている」と貢献度を高く評価している。
また、記事内では南野の契約状況についても言及。「南野は2021年までザルツブルクと契約。その市場価格は約500万ユーロ(約6億円)と推定されている」と伝えている。すでにオーストリア6年目のシーズンがスタートしているが、圧倒的なパフォーマンスで強烈なインパクトを残したいところだ。