レアル新加入アザール、再建のキーマンと期待も…体重7キロ増の“太りすぎ”姿が話題
レアルのプレシーズン遠征、アザールは体重増加の状態でカナダに到着
今夏、スペインの強豪レアル・マドリードにクラブ史上最高額(ボーナス込み)となる1億5000万ユーロ(181億円)でチェルシーから加入を果たしたベルギー代表MFエデン・アザール。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)が去り、昨季苦戦を強いられたレアルの再建に向けて期待が懸かるなか、アザールの“太りすぎ”が懸念されている。英紙「デイリー・メール」が伝えた。
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アザールは2013年から6シーズンにわたってプレーしたチェルシーを離れ、以前から憧れを公言していた“エル・ブランコ”(白い巨人/レアルの愛称)への移籍を実現させた。昨夏にロナウドが抜けた前線をスケールアップさせる存在と目されている。
ジネディーヌ・ジダン監督率いるレアルはこの夏、補強した選手らが思うようにプレシーズンで活躍できておらずウェールズ代表FWギャレス・ベイルの去就も定まらないまま。同じマドリードを拠点にするアトレチコ・マドリードとの親善試合では3-7と大敗を喫している。
そんななか、新たな懸念とされるのが大枚をはたいて獲得したアザールの体重だ。スペイン紙「スポルト」によると、アザールは7キロ増の状態でモントリオールのプレシーズンキャンプに到着したという。
ところが、アザールの新シーズン前の体重増加は今回が初めてではなかった。同選手は昨夏にベルギー紙「HLN」のインタビューで、ジョゼ・モウリーニョ政権のチェルシーで“悲惨な”2015-16シーズン開幕を迎えたという。
「ひどい1年があった。モウリーニョ(監督)の下での最後6カ月だったが、あれは部分的には自分のせいだった。(前シーズンに)優勝した後、僕たちはモウリーニョに休暇を延長してもらうよう頼んだんだ。そしたら、そのシーズン(2015-16)のスタートは完全に体の調子が悪かった。だからこの夏(2018)はそこから学び、ワールドカップから4週間後にはチェルシーでのトレーニングに戻ったんだ」