レアル久保、“C・ロナウド2世”超えの関心度 海外メディア「今季注目の50人」に選出
J・フェリックスらが選ばれるなかで48位「若き日本人はレアルのスタッフを驚かせた」
ヨーロッパの各国リーグは8月のシーズン開幕を前にしてプレシーズンマッチなどに臨み、チーム構築が最終段階を迎えている。各メディアが仕上がりぶりを伝えるなか、衛星放送「ユーロ・スポーツ」フランス版では2019-20シーズンにおける「注目の50人」を挙げており、その1人としてレアル・マドリードの日本代表MF久保建英が取り上げられている。
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記事では50位から41位まで挙げられており、移籍金1億2600万ユーロ(約153億円)でアトレチコ・マドリードに加入し、ポルトガル代表ではクリスティアーノ・ロナウド2世とも言われる19歳のFWジョアン・フェリックス、チェルシーの監督に就任したフランク・ランパード、久保とチームメートとなる元フランス代表FWカリム・ベンゼマらが取り上げられるなかで、堂々の48位に選出されている。
「彼はレアル・マドリードに、とんとん拍子で加入した。“日本のメッシ”であるタケフサ・クボは、18歳になったタイミングでBチームの選手として加入した。だが、モントリオールで行なわれたメレンゲ(レアルの愛称)のトレーニングキャンプの間、若き日本人はレアルのスタッフを驚かせた」
このように加入直後から見せているアグレッシブなプレーと、評価の高まりを報じている。それとともに日本における注目度の高さ、そしてチームへのメリットをこのように見ている。
「『AS』紙によると、ジネディーヌ・ジダンは彼をトップチームに組み入れる案もあるようだ。またクボは、アジア市場を刺激するマーケティングの大きな役割を果たすのではないか。コパ・アメリカで印象を与えた彼が、ベンゼマ、ヴィニシウス、そしてアザールと並ぶとなればどうか? 物語はトレーニングに励んでいる若い日本人のために鳴り響くだろう」
レアルでトップスターと成り得る可能性についてこう言及した。スペインだけでなくヨーロッパ各国でも報じられ始めている久保は、どのようなインパクトを新シーズンに残すだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)