13戦15得点のミランを伊メディアが酷評 本田を含めた攻撃陣は「ビッグクラブに見えない」

7位につけるも得失点差は「-2」 6試合で無得点と深刻

 深刻な得点力不足に悩まされている。日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは、リーグ13節を終えて6勝2分5敗で7位だが、今季わずかに15ゴール。イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」は、「ミラン大惨事! ゴールゲッターがいない」と特集している。

「ダメなミラン。アイデアがなく、プレーがなく、個人能力がない。年数が経ってインザーギからミハイロビッチに監督が代わっても、何も変わらない」

 記事は酷評からスタートしている。21日に0-1でユベントスに敗れたゲームの戦いぶりに象徴されるような、守ってカウンターを狙うことに重きを置いた戦術に対しても「昨シーズンの半ばから何度も見た光景だ。プロヴィンチアのチームのように振る舞い、ビッグクラブのユニフォームには見えない」と、厳しく批判している。

 今季のミランは13試合で17失点を喫している。一時はリーグワースト2位タイにまでなった失点の多さが苦戦の原因とされてきたが、今は得点力不足に目が向けられている。13試合で15得点と、1試合平均で辛うじて1得点を超えるものの、無得点で終わったゲームは6試合を数える。そのため、勝ち越していながら得失点差はマイナスだ。首位のインテルは16得点と大差がないが、7失点という驚異的な堅守を発揮している。

 

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