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元フランス代表DFエブラ、現役引退を発表 指導者を目指してライセンス取得へ
マンUでは主将を務め、ユベントスでもプレー サポーターへのキック事件で解雇も経験
マンチェスター・ユナイテッドなどで活躍した元フランス代表DFパトリス・エブラが現地時間29日、現役引退を発表した。38歳となったレフティーは、指導者の道へと進むことになるようだ。英公共放送「BBC」などが報じている。
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エブラは母国フランスのニースで頭角を表すと、2002年にモナコに加入。2003-04シーズンにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準優勝と躍進したチームにあって、主力選手として活躍した。
06年にはユナイテッドへ引き抜かれ、その後は名門クラブのキャプテンも任された。14年から17年1月まではユベントスに在籍。16-17シーズン途中に日本代表DF酒井宏樹の所属するマルセイユへと移籍したが、17年11月にサポーターに空手キックを見舞い、半年間の出場停止処分を受ける事件を起こして解雇されていた。
18年2月にはウェストハムと短期契約を結ぶもわずか5試合の出場に終わり、契約満了をもってシーズン終了後に退団。同年5月の試合出場を最後に1年間無所属が続いていたが、正式に引退を発表した。ユナイテッドでは通算379試合に出場。フランス代表としても81キャップを記録していた。
エブラはイタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」で引退を発表。今後は指導者を目指すべく、まずはライセンス取得のプログラム修了を目指すという。5度のプレミアリーグ制覇を経験した左サイドの名手がスパイクを脱ぎ、新たな道を歩み始めた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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