強盗襲撃被害のエジル&同僚、リヨン戦欠場の意図を監督説明 「休ませるのがベスト」
エメリ監督はナイフを持った強盗に襲われたエジルとコラシナツをテストマッチで起用せず
アーセナルは現地時間28日にフランスのリヨンとテストマッチを行い、1-2で敗れた。この試合では先日、ロンドンでカージャック被害に遭遇した元ドイツ代表MFメスト・エジルとボスニア・ヘルツェゴビナ代表DFセアド・コラシナツが揃って欠場した。ウナイ・エメリ監督は「休ませるのがベストだった」と采配の意図を明かしている。英公共放送「BBC」が報じた。
7月25日、ロンドンの路上でスクーターに乗った2人組にエジルの車が襲撃された。ナイフを持った犯人に対し、同乗していたコラシナツが立ち向かって追い払ったことで事なきを得たが、恐怖にさらされた2人はプレシーズンのテストマッチ出場は回避となった。
エメリ監督は「今日の朝に彼らはここへやってきた。しかし、試合でプレーする準備はまだできていなかった」と起用に至らなかった理由を明かしている。
指揮官はさらに「彼らのマインドは100%ではなく、プレーするにはふさわしくなかった」とコメント。「とても個人的な事情だ。今最も重要なのは、彼らが良い状態で、安全を感じ、家族と一緒に平穏さを感じられること。彼らとも話し、家族と一緒に休むことがベストだと決断した」と続け、選手のメンタル面をケアしたうえでの決定だったと語った。
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