デポルティボ柴崎、“舵取り役”として地元メディア期待「監督は起用に躊躇していない」
アンケラ監督はベルガンティニョスとの2ボランチ起用を想定
日本代表MF柴崎岳は、リーガ・エスパニョーラ2部在籍のデポルティボ・ラ・コルーニャで新シーズンを迎える。かねてより移籍の噂があったクラブに加入したわけだが、フアン・アントニオ・アンケラ監督は柴崎の本職であるボランチでの起用を構想として固めているようだ。ガリシアの地元メディア「リアソール」が伝えている。
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デポルティボは現地時間28日にフェロルとのプレシーズンマッチを戦うなど、1部復帰に向けて着々と準備を進めている。そんななか、記事によると「指揮官はデポルの舵取り役をアレハンドロ・ベルガンティニョスとガク・シバサキに一任することを計画している」のだという。一方で、このようにも記されている。
「それはフィールドの中央に期待されるコンビで、アンケラ監督は起用に躊躇していない。ディフェンスからアタックに移すために、できるだけ早くオートマチズムを作り上げたいと考えている。ラコルーニャ出身と日本人選手は二つの練習試合で出場時間を得られている。“エンジンルーム”での創造は、昨シーズンを見ても決定的であるので、化学反応を起こしたいという流れのなかで上手くいっている」
長年にわたってデポルティボに所属した経験を持つベルガンティニョスと、新加入の柴崎が組むことによってチームの骨格を作ろうとしている。
「シバサキは継続的なプレーぶりを見せている。彼はボールを受けると問題なくプレーしており、彼の新たなチームメイトに適応中であることを示している。彼は良いコンビネーションとともに合わないパスもあるが、相手と自分の立ち位置をすり合わせている段階だ」
新加入とはいえチームの中軸となっている柴崎。この期待値に応え、かつてリーガ・エスパニョーラ制覇経験のある古豪復権のリーダーとなりたいところだ。