リーグ3連覇へ向けて、「一貫性を保つ」重要性を説く

　マンチェスター・シティのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネが、今季のプレミアリーグの優勝ラインを「勝ち点85」と語った。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

　デ・ブライネが所属するシティは、現在プレミアリーグ連覇中。2017-18シーズンはリーグ新記録の勝ち点100、昨季は勝ち点98を積み上げて頂点に立った。勝ち点97を獲得したリバプールでさえタイトルに手が届かないハイレベルな優勝争いが繰り広げられた。

　シティの3連覇の期待が懸かる新シーズンは間もなくスタートするが、デ・ブライネは今季は過去2シーズンほどの記録は生まれないのでは、と考えているようだ。

「前の2シーズンを上回る必要はない。今季は85ポイントでも優勝できるかもしれないね。改善することではなく、一貫性を保つこと、すべての試合に出場しようとすること、すべての試合で勝とうとすることだ。常にこれまでより良いプレーをすることではない」

　デ・ブライネは「僕たちが過去2シーズンしてきたように、毎年勝ち続けるというのは非常に難しい」とし、チームが一貫性を持って戦うことが重要だと強調した。

　昨季は怪我もあって、プレミアリーグでの先発出場はわずか11試合に終わったデ・ブライネだが、1ゴール1アシストを記録した27日の横浜F・マリノス戦をはじめ、アジアツアーでは調子の良さを示した。3連覇を目指すチームに必要不可欠な28歳の司令塔の完全復活に期待だ。