レアルFWベイル、家族が中国行き拒否 年俸27.5億円の3年契約か、欧州クラブ移籍か
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今年5月には代理人が「ジダンが残留を望んでいるのは定かではない」と関係性に言及
レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルは、インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)を戦うなかで退団が濃厚と言われていたが、いまだその去就が決まっていない。代理人はジネディーヌ・ジダン監督との信頼関係がないことを嘆く一方で、ベイルの家族は噂される中国行きを断ってほしいと語っているようだ。スペイン紙「マルカ」が伝えている。
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ベイルはICCアーセナル戦(2-2/3PK2)でゴールを決めるなど、ジダン監督を見返すようなプレーを結果で示した。しかし、代理人を務めるジョナサン・バーネット氏は指揮官について“信頼関係”がないことを明言している。5月の時点では「ジダンが残留を望んでいるのは定かではないが、現時点ではギャレスは残留を望んでいる」と英衛星放送「スカイ・スポーツ」に語っていたが、進展がないことに業を煮やしたのだろう。
移籍先の噂として挙がっているのは、中国超級リーグの江蘇蘇寧だ。2200万ユーロ(約27億5000万円)の3年契約という莫大な年俸が用意されており、移籍はほぼ確定と見られているものの、ベイルの家族はヨーロッパの他クラブでの選択肢を模索してほしいと希望を伝えているという。
レアル側はベイルに自らの将来を決める期間を与えている。クラブとしても契約を破棄して移籍金なしで中国へと渡るよりも、移籍金が発生してヨーロッパのクラブを選んでほしいと目論んでいるようだ。
中国超級リーグは残り3日、イングランドのプレミアリーグは8月11日までに夏の移籍ウインドーが締まる。そこまでにどのような結論を出すのか。ベイルの選択に注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)