香川は「セルタの攻撃に魅力と創造性もたらす」 海外メディアがスペイン移籍に太鼓判
移籍情報の信頼性は「不明」も…セルタにとって大きな補強になると指摘
ドルトムントの日本代表MF香川真司は、スペイン1部セルタへの移籍が間近と伝えられている。これを受けて海外メディア「90MiN」ドイツ語版は、香川が加わればセルタは攻撃力が増すとその能力に太鼓判を押した。
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香川は昨シーズン途中にドルトムントからトルコ1部ベジクタシュへ期限付き移籍し、今夏に一度ドルトムントへ復帰。しかし、ルシアン・ファブレ監督の下では構想外とされており、プレシーズンのアメリカ遠征メンバー、スイス合宿のメンバーからは外れ、移籍先を探す状況となっている。
こうしたなか、トルコのジャーナリストであるハカン・クルト氏は現地時間26日、香川がセルタに加入するとツイッターで発信。ドルトムントとセルタが移籍に合意したと述べ、香川が今季はリーガ・エスパニョーラでプレーすると伝えた。
「90MiN」はこれについて、「単なる噂なのか、信頼性のある情報に基づくものなのかは不明」とコメント。ドイツ紙「ビルト」がつい最近、香川に対しては「軽い問い合わせしか届いていない」と報じていたことからも、「それが事実なら、驚くほどのスピードで突然の合意に至ったことになる」と述べた。
その一方で同メディアは、「カガワが加入するとなれば、セルタは強さを増すだろう。彼は30歳だが、今でも高いレベルでプレーすることが可能だ。昨季のリーガで17位に終わったセルタの攻撃に、魅力と創造性をもたらす存在となる」と香川の能力に太鼓判。「カガワは2020年までドルトムントと契約を結んでいるが、ミヒャエル・ツォルクSDら首脳陣はチームをすぐにでも健全な規模に縮小させたいと考えており、金額の面でも問題はないだろう」と綴った。
同メディアは「カガワが実際に確固たる情報を手にしているのであれば、まもなく移籍が実現する可能性がある」としている。ただし、リーガはEU圏外の選手登録を3人までと定めており、セルタには現段階でDFネストル・アラウホ(メキシコ)、DFルーカス・オラサ(ウルグアイ)、DFガブリエル・フェルナンデス(ウルグアイ)が所属。セルタが香川を迎えるには、この問題をクリアする必要がある。果たして日本が誇るアタッカーの去就は、どのような決着を見るのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)