リバプール守護神を襲った悲劇 驚きの凡ミス失点を海外揶揄「“カリウス”した」
第2GKミニョレがスポルティングとの親善試合でミドルを後逸して先制点を献上
リバプールのベルギー代表GKシモン・ミニョレが犯した凡ミスが反響を呼んでいる。現地時間24日の親善試合スポルティングCP(ポルトガル)戦で、正面に飛んできた相手のミドルを後逸して先制点を献上。リバプールファンからも批判が相次ぎ、英紙は「カリウスをした」とベジクタシュにレンタル移籍中のドイツ人GKロリス・カリウスになぞらえて揶揄している。
リバプールは昨季、ローマから移籍金6250万ユーロ(約76億円)でGKアリソンを獲得。ブラジル代表守護神は、リーグ戦全38試合とUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の全13試合にスタメン出場し、チームの2位躍進とCL制覇に大きく貢献した。
アリソンはコパ・アメリカ(南米選手権)にブラジル代表の一員として出場したため、チームには29日に合流予定。24日のスポルティング戦は、第2GKのミニョレが先発を任された。
しかし、前半4分にミニョレを悲劇が襲う。スポルティングのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが約30メートルの位置から右足を一閃。ゴール前で大きく落下したボールに対し、ミニョレはキャッチを試みたが、まさかのミスでボールを後逸してしまい、いとも簡単に先制点を献上してしまった。
試合はその後、ベルギー代表FWディボック・オリギ、オランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムのゴールで勝ち越すも、後半8分にスポルティングに追いつかれ、2-2の引き分けに終わった。海外メディアでは、ミニョレのミスが注目の的となっている。