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波紋呼ぶイブラヒモビッチの“肘打ち” 相手DF骨折、高まる批判に反論「普段通りに…」
ハットトリック達成のダービーでのワンシーン 競り合いで左肘が相手の顔面を直撃
MLS(メジャーリーグサッカー)のロサンゼルス・ギャラクシーに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、現地時間19日に行われたロサンゼルスFCとのダービーマッチでハットトリックを達成し、チームを3-2の勝利に導く立役者となった。その一方で、同選手は試合中の競り合いのなかで相手DFに肘打ちを見舞い、頬骨弓骨折という重傷を負わせてしまった。イブラヒモビッチはこれ以降、「追われている」と感じており、今回の自身の注目のされ方は“異常”だと語っている。スペイン紙「AS」が報じた。
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LAギャラクシーは試合前の段階で、西カンファレンスで勝ち点34の3位。一方のロサンゼルスFCは勝ち点46を積み上げて首位を独走していた。ロサンゼルスにホームを置く両チームの対戦は“エル・トラフィコ”と呼ばれる白熱のダービーマッチだが、この試合でイブラヒモビッチは右足、頭、左足でハットトリックを達成し、見事なパフォーマンスでチームに勝利をもたらしている。
問題のシーンは、後半アディショナルタイムのこと。ロサンゼルスFCのリビア代表DFモハメド・エル・モニルとの競り合いで、飛び上がったイブラヒモビッチの左肘がエル・モニルの右頬を直撃。エル・モニルはそのまま交代となった。
この“肘打ち”により、エル・モニルは頬骨弓を骨折し手術。MLSニューヨーク・レッドブルズでプレーするDFアムロ・タレクは、22日に自身の公式ツイッターでエル・モニルの写真をレントゲン写真とともに掲載。右こめかみ付近が明らかに陥没していた。賛否の声が上がるなか、MLS懲戒委員会が調査し、イブラヒモビッチに処分を科さないという結論を出している。