「何が起こる?」 アーセナル、クラブ史上最高額で補強も…英紙が選ぶ“放出候補7人”
コートジボワール代表FWペペを97億円で補強も、資金捻出へ選手放出は不可避
ウナイ・エメリ監督率いるアーセナルが、リールのコートジボワール代表FWニコラ・ぺぺの獲得で合意に達したと衛星放送局「スカイ・スポーツ・イタリア」が報じた。移籍金はクラブ史上最高額の8000万ユーロ(約97億円)と伝えられている。大型補強を決めたアーセナルだが、このビッグディールを成立させた裏では、資金捻出のために選手の放出を強いられそうだ。英紙「デイリー・ミラー」では7人の放出候補の名前が挙がっている。
アーセナルは現地時間25日、レアル・マドリードからスペイン代表MFダニ・セバージョスを期限付き移籍で獲得。しかし、それ以外ではサンテティエンヌから獲得したU-20フランス代表DFウィリアン・サリバ(移籍金2700万ポンド/約36億円)、ブラジル人FWガブリエル・マルティネッリという18歳の若手選手を獲得したのみで、静かな夏のオフシーズンを過ごしていた。
ここにきてペペとの獲得合意にこぎつけたアーセナルだが、その移籍金は8000万ユーロと、事前に報じられていた今夏の補強費4500万ポンド(約61億円)をたった1人で大きく超える金額となっている。
そのため、これから資金捻出のための選手放出オペレーションが加速すると見られている。「デイリー・ミラー」紙は、「アーセナルファンはクラブがクラブ記録を破ってリールのニコラ・ペペを獲得することを当然喜んでいるが、ガナーズにはこの次に何が起こるんだ?」と伝え、代わりに放出される可能性のある7選手をピックアップした。
名前が挙がっているのは、すでにレンヌ移籍で合意とも報じられたフランス代表DFローラン・コシエルニーをはじめ、ナイジェリア代表FWアレックス・イウォビ、アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアン、エジプト代表MFモハメド・エルネニー、元イングランド代表DFカール・ジェンキンソン、イングランド代表DFカラム・チャンバース、U-21イングランド代表FWエディ・エンケティアの7人だ。
全員が出ていく必要性まではないとはいえ、残るのは数人になるのではと記事では指摘されている。アーセナルはさらにセルティックのスコットランド代表DFキーラン・ティアニー獲得にも動いているが、その裏では複数選手の放出は免れない状況だ。プレミアリーグ開幕まであと10日あまりというなかで、どのような動きがあるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)