レアルBチーム、ラウール初陣は黒星 ロドリゴ&久保不在の影響は…「アンバランス」
カスティージャの主力がトップチーム帯同により、サイドのバランスが崩れて黒星発進
レアル・マドリードはアメリカで行われたインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)の3試合を1勝2敗で終えた。この大会でアピールしたのは、日本代表MF久保建英とブラジル人の18歳MFロドリゴだ。
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彼らが所属すると見られるのはBチームに当たる「カスティージャ」だが、シーズン開幕に向けたプレシーズンマッチで敗北し、ラウール・ゴンザレス監督は“2人の不在の大きさ”を味わったと現地では報じられている。
カスティージャは現地時間27日、ミランデスと対戦。前半20分に失点を許すと、ハーフタイムまでに2点のビハインドに。その後1点を返したものの同点に追いつくことはできず、1-2で黒星を喫した。
ラウール監督はレアルの下部組織出身で、10代の頃からトップチームでプレー。長年にわたって背番号7を身にまとい、“銀河系軍団”のエースとして君臨した。トップチームのジネディーヌ・ジダン監督とともにクラブ史を象徴するレジェンドだ。それだけに“初采配”に注目が集まっていたものの、黒星発進となった理由についてスペイン紙「マルカ」はこのように記している。
「ロドリゴとタケフサ・クボはまだ他のカスティージャのレギュラークラスの選手と同様に、ファーストチームに帯同している状態だ。そのためサイドの攻撃がアンバランスだったし、結果を残すのに難儀しているように見えた」
ICCバイエルン戦(1-3)で豪快な直接FKを叩き込んだロドリゴと、巧みなテクニックと的確な状況判断で攻撃を促進した久保らがここに加わることで、ラウール監督率いるカスティージャはチームとしての力をプラスするだろうと見ているようだ。
カスティージャが所属するセグンダB(3部リーグ)は現地時間8月17日に開幕。あと半月の間にラウール監督はどのようにチーム作りを進めていくかにも注目が集まる。
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(FOOTBALL ZONE編集部)