フランス代表MF、足裏で相手踏みつけ乱闘騒動に… トッテナム監督がマンUに謝罪

ラフプレーを発端に一触即発の事態が起きた【写真:Getty Images】
ラフプレーを発端に一触即発の事態が起きた【写真:Getty Images】

プレミアのライバル同士が激突、シソコのラフプレーを発端に乱闘騒ぎに発展

 トットナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、25日に中国の上海で行われたマンチェスター・ユナイテッドとのインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)でフランス代表MFムサ・シソコの足裏を見せたプレーによって乱闘騒ぎになってしまったことを謝罪した。英紙「ザ・サン」が報じている。

 ユナイテッドがフランス代表FWアンソニー・マルシアルのゴールなどで2-1の勝利を収めた試合で、問題となった場面はユナイテッドが先制した直後の前半24分の場面だ。序盤からトットナムのラフプレーが目立つ試合展開となったなかで、自陣右サイドの深い位置でユナイテッドFWダニエル・ジェームズと競り合いながらボールを奪ったシソコは、ピッチに倒れたジェームズの腹部を足裏で踏みつけてしまう。これにより両チームが乱闘騒ぎを起こし、ピッチ上は一触即発の様相を呈してしまった。

 この件について、ポチェッティーノ監督は試合後のインタビューで選手たちが見せた振る舞いを謝罪した。

「私はいくつかの状況に悩まされた。それは親善試合で行われることではなかったし、喜ばしいものではなかった。暑くて疲れている時は、時々遅れたチャージに行ってしまうことで何かが起こり得る。私は心配していた。なぜなら準備期間では、時に積極性と情熱を持ってプレーすることが必要だからだ。だけど、焦点はフィットネスを上げることであるし、プレーを発展させるものであるんだ」

 一方、ユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール監督は不満を持っていないと明かしている。

「これは競争力のあるスポーツだ。この試合はプレミアリーグに向けて良い準備になったよ。ちっぽけなフットボールは望んでいないし、タックルをしなければいけない時もある。私はいくつかのタックルについて、なんの問題もなかったと思っている。我々は良くやったし、とてもいい試合だったと思うよ」

 シーズン開幕に向けた一戦は熱くなりすぎるシーンもあったものの、互いにとって実りのある試合になったようだ。

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