レアル7失点大敗、久保建英のスペイン2大紙評は? 「完全に迷子」「幻の存在だった」
アトレチコ戦で3-7大敗、後半17分から途中出場の久保は得点と失点の両方に関与
レアル・マドリードは現地時間26日に行なわれたインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)のアトレチコ・マドリード戦に臨み、日本代表MF久保建英は後半途中から途中出場したが、3-7と大敗した。スペインの2大紙「マルカ」「AS」は各選手のパフォーマンスを評価しているなか、久保に関しては「完全に迷子」「幻の存在だった」と記している。
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アトレチコのFWジエゴ・コスタに開始44秒の電光石火弾を決められるなど、前半だけでアトレチコに5ゴールを奪われる展開となり、両軍が1点ずつ入れて1-6となった後半17分から久保が投入された。クロアチア代表MFルカ・モドリッチと代わり、インサイドハーフに入った久保だが、その直後にDFダニエル・カルバハルとコスタが乱闘騒ぎを起こし、両者が一発退場となる事態に見舞われた。
後半25分、久保のパスをアトレチコのMFビトーロに奪われ、久保はスライディングで止めにかかるも交わされると、そのままビトーロがドリブルで独走。エリア内まで侵入されてシュートを打たれ、7失点目を喫した。それでもレアルは1点を返して、同44分には久保の強烈ミドルシュートを起点に、最後はMFハビ・エルナンデスが3点目を決めたが、そのまま3-7と大敗している。
得点と失点に関与した久保について、スペイン紙「マルカ」は「出血多量のチームとホームのようにゴールを漂わせるチームの間で、彼は幻の存在だった」と評した。またスペイン紙「AS」は「ほとんどボールに触れず、この日本人にとって出場は難題だった。完全に迷子」と記している。
前半の大量失点ですでに大勢が決していた感も漂っていたなか、レアル2試合目の久保にとっては厳しい展開となってしまったようだ。