磐田が3年ぶりにJ1復帰! J2最終節は手に汗握る展開も劇的な幕切れ
磐田を救ったレフティー
磐田は同点ゴールのショックも見せることなく反撃に転じる。キックオフからのボールを左サイドに展開すると、MF上田康太のクロスにニアサイドでFW森島康仁がジャンプ。大分DFがつられた後ろに走り込んだMF小林祐希が胸トラップから左足を一閃。これがGKの手を弾いて決まり、2-1と勝ち越した。同点ゴールから、わずか1分後の出来事だった。
そして、両会場とも試合がこのまま終了。劇的な幕切れで磐田が2013シーズン以来のJ1復帰を決めた。
2000年代前半に黄金時代を過ごした磐田だが、13年にJ2降格となった。昨季はJ1昇格プレーオフの山形戦で、試合終了直前のコーナーキックで攻撃参加した山形GK山岸範宏のゴールにより敗れた。そして今季、黄金期の中心選手だった名波浩監督と共にJ1昇格を勝ち取った。
また、6位でのプレーオフ進出を争っていた長崎、東京V、千葉は3チームそろってこの最終節で敗戦。6位の座は長崎が守り抜く結果になった。3位の福岡、4位のC大阪、5位の愛媛、6位の長崎の4チームにより、J1昇格最後の椅子が争われる。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
page1 page2