「C・ロナウドが韓国で罵倒」 6.5万人の大ブーイングに海外注目、“メッシコール”も…
韓国で行われた親善試合にロナウドが欠場、韓国人ファンは怒り爆発
ユベントスは現地時間26日、韓国のソウル・ワールドカップ競技場でKリーグ選抜と親善試合を行い、3-3と引き分けた。試合展開としては、Kリーグ選抜が先手を奪うなかでの白熱した打ち合いとなり、見応えのある一戦になったが、絶対的エースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが欠場したことにより、詰めかけた韓国人ファンから痛烈なブーイングが飛んでいたことを海外メディアが報じている。
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現在開催されているインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)で、20日のトットナム戦(2-3)、23日のインテル戦(1-1)でいずれもゴールを奪い、好調なスタートを切っていたロナウド。しかし、アジアツアー最終戦となる今回の親善試合では、1分もピッチに立つことなく、ベンチで試合を見守ることになった。この事態を受け、韓国人ファンからは大ブーイングが飛ばされたという。
衛星放送「FOXスポーツ」アジア版は、「ユベントスが契約違反を犯したとして、ロナウドが韓国で罵倒される」と見出しを打って報じ、ロナウドがこの試合でピッチに立つということで韓国サイドと契約を交わしていたにもかかわらず、それが守られなかったことで現地ファンの怒りを買ったと指摘している。
マウリツィオ・サッリ監督は「ロナウドは今日プレーする予定だったが、筋肉疲労でフィットしていなかった。話し合いの結果、休ませることが最善という結論に至った」と説明したという。また、英メディア「スポーツ・バイブル」は「ロナウドがソウルでプレーしなかったことで、『メッシ!』のチャントが飛ばされる」と大々的に取り上げており、ロナウドへの当てつけに、スタジアムに集った6万5000人のファンが最大のライバルの名を合唱したことを伝えている。
今年で34歳を迎えたロナウドにとっては、微々たるコンディション調整も、疎かにした場合はパフォーマンスに大きく影響してくるため、クラブもプレシーズンでの無理を避ける判断を下したが、ロナウドのプレーを観ることを目的にチケットを購入したファンにとっては、不満の残る結果になってしまったようだ。