「私の頭を悩ませている」 ジダン監督、レアル怪我人続出を懸念「甚大な影響を…」
アセンシオが長期離脱、新加入メンディも負傷と怪我人が続く
昨季無冠に終わったレアル・マドリードは、新シーズンの逆襲に向けて多くの新戦力を獲得し、プレシーズンのチーム作りを進めているが、ここまで多くの怪我人が生まれてしまっている。この現状を憂いたジネディーヌ・ジダン監督は、現在のチーム状況に懸念を抱いていることを明かした。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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今季から日本代表MF久保建英がカスティージャ(レアルB)に加入したことで、日本での話題をさらっているレアルだが、ここまでのプレシーズンツアーにおいてスペイン代表FWマルコ・アセンシオ(左膝前十字靭帯及び外側半月板損傷)、スペイン人MFブラヒム・ディアス(左足大腿二頭筋損傷)が負傷。また新加入のフランス代表DFフェルランド・メンディ(右足前直筋)の負傷も発表されるなど、怪我人が続出している。
この状況を憂いているのがジダン監督だ。「この状況を心配しているし、何より私の頭を悩ませている」と語った指揮官は、怪我人の現状を説明した。
「マルコの怪我の後にフェルランドが負傷した。フェルランドに関しては軽い怪我だが、マルコに関してはプレーを続けることができないし、我々は(全治まで)どのくらいの期間がかかるか分かっていない。ただ、これは起こりうることだ。彼が我々のところにすぐに戻ってくるかどうかは見てみるとしよう」
報道によれば、アセンシオは最長9カ月を要する可能性もあるとされているが、ジダン監督は現在の移籍市場の中で彼の代わりを獲得するかという問いに関しては、答えを明らかにしなかった。
「我々はここにいるプレーヤーと準備している。そしてこれから我々はマドリードに戻る。誰がマルコに取って代わる存在になるかは考えていない。我々はマルコの怪我で甚大な影響を受けるかもしれないが、我々はここにいる選手たちがいる」
怪我人の続出ということで、チーム編成を見直す必要に迫られているジダン監督。トップチームに入れるのか不透明な久保からすれば、このチャンスを生かしていきたいところだろう。