バルサのクラシコ歴史的勝利の裏にあるもの イタリアの名将「メッシの離脱がスアレスとネイマールを開花させた」

かつてレアルで2度リーグ優勝のカペッロ氏が分析

 スペインの2大クラブによる直接対決、エル・クラシコの今季初戦は、バルセロナがレアル・マドリードの本拠地サンチャゴ・ベルナベウで4-0と記録的な大勝を飾った。かつて2度に渡ってレアルを率い、いずれもリーグ優勝を果たしているファビオ・カペッロ元監督がスペインのTV番組「エスタディオ・1」にゲスト出演。バルセロナの圧倒的な強さを分析している。

「クラシコで、バルセロナは素晴らしいゲームをした。5点目を奪うかという勢いだった」

 カペッロ氏はバルセロナの強さを称えた上で、チームのエースであるFWリオネル・メッシが負傷で1ヵ月ほど離脱していたことがチームに好影響を与えたと分析した。

 今回のクラシコでは、「BBC」と呼ばれるレアルのFWカリム・ベンゼマ、FWギャレス・ベイル、FWクリスティアーノ・ロナウドがそろい踏みしたレアルに対し、バルセロナは「MSN」の「M」にあたるFWリオネル・メッシが負傷の影響でベンチスタートになった。しかし、残りの「SN」であるFWルイス・スアレスとFWネイマールがそれぞれゴール。沈黙のBBCに対し、違いを見せつけることになった。

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