マンCペップ監督、“66億円DF”カンセロの獲得を熱望 ユーベ幹部が英国入りで交渉中か
ブラジル代表DFダニーロの去就がカンセロ獲得の鍵を握る可能性大
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、ユベントスのポルトガル代表DFジョアン・カンセロの獲得を熱望しているようだ。ユベントス幹部がイングランド入りし、移籍金などの交渉に及んでいるという。イタリア紙「トゥット・スポルト」が報じている。
グアルディオラ監督はユベントスのイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチの獲得を熱望し、今オフに2年ぶり3回目となるオファーを提示するかと言われていた。しかし、ユベントス側にもボヌッチ本人にも放出と移籍の意志がなく、その計画はとん挫した模様だ。
一方で、右サイドバックとして類まれな攻撃力と技術の高さを見せるカンセロも、グアルディオラ監督からの補強リクエストの1人だった。同紙はユベントス幹部のファビオ・パラティチ氏が「いくつかの放出に絡む交渉のため」イングランド入りしていると報じている。そのなかにカンセロも含まれるようだ。
ユベントスとの交渉は移籍金5500万ユーロ(約66億円)がスタートライン。そのなかで、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドやコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスも顧客に持つジョルジュ・メンデス氏を代理人に持つカンセロが交渉対象ということもあり、最終的な合意のためにシティはブラジル代表DFダニーロの扱いを決定しなければいけないとも指摘された。
カンセロは昨季ユベントスに加入したばかりだが、攻撃面ではクロスの数値が一気に跳ね上がるなどチームにバリエーションを与えた。それでも、セリエAにおいては守備面の不安が指摘されたのも事実だ。
果たして、攻撃的なサッカーを展開してサイドバックに多様な能力を求めるグアルディオラ監督は、カンセロをチームに迎え入れることができるのか。プレミアリーグの開幕は8月9日と欧州で早いだけに、交渉の早期進展があるかがポイントになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)