イタリア紙が本田を酷評 1点を追うユーベ戦終盤の投入は「絶望的な選択肢」
1年間無得点の現状を批判 切り札としての期待値は低い
ACミランの日本代表FW本田圭佑は、21日に行われたリーグ4連覇中の王者ユベントスとの一戦で、後半39分から途中出場を果たした。0-1で迎えた終盤に、6試合連続での途中出場となった本田だったが見せ場を作れず。イタリア地元紙はセリエA王者との一戦で、背番号10に対する期待値の低さを「絶望的な選択肢」と厳しく指摘していた。
「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙は、ユベントス戦を「ミランは消えていた。ガリアーニは逃げ出した」と特集。選手の評価で、出場時間がわずか6分だった本田については、「採点なし」となっている。
だが、寸評は厳しかった。「もう一つの絶望的な選択肢として(監督は本田を投入したが)、難解な本田が試合終了までに魔法を生み出すとすれば、それは奇跡だった」とし、ベンチスタートとなった本田という切り札について「絶望的な選択肢」と酷評。1年以上リーグ戦でゴールから遠ざかっている現状から、ミランに勝ち点を与える働きができれば「奇跡」と評している。
背番号10の戦力としての期待値の低さを寸評で指摘する一方で、本田のライバルには最低点が付けられている。
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