トッテナム、ユーベFWディバラ獲得へ クラブ史上最高額の移籍金100億円超も視野か
クラブ史上最高額の89億円でエンドンベレを獲得も、早くも記録を更新する可能性が浮上
2018-19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で準優勝したトットナムは、ユベントスに対してアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラの獲得を打診したようだ。英紙「イブニング・スタンダード」が報じている。
もっとも、ディバラの移籍には8000万ポンド(約108億円)が必要とされているため、この交渉を実現させるためには、トットナムはクラブ史上最高額の移籍金を準備しなければいけないようだ。
世界でも有数のストライカーとみなされているディバラだが、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが加入してからは、その能力を発揮しきれていない。昨季のセリエAでは、わずか5得点に終わった。ユベントスは25歳のFWを放出する準備があるとされ、残り2週間となった移籍市場でトットナムは、獲得に向けて動きを進めるとされている。
ディバラとユベントスの契約は2022年まで残っており、週給は12万ポンド(約1600万円)とされている。イングランド代表FWハリー・ケインとイングランド代表MFデレ・アリにこれ以上の金額を払っているトットナムにとって、準備不可能な金額ではないようだ。
トットナムのマウリツィオ・ポチェッティーノ監督は2年前にユベントスとCLで対戦した当時、ディバラを「世界最高の選手」と評価しており、その能力を高く評価している。この3週間にわたってディバラ獲得の動きを強めているトットナムは、今夏すでにリヨンから6500万ポンド(約89億円)でフランス代表MFタンギ・エンドンベレを獲得している。この移籍金はクラブ史上最高額だったが、その補強から1カ月も経たずに記録を更新することになるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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