「チームは最高の個の集まりというわけではない。一体とならなければいけないんだ」

「ファンタスティックな選手も奇妙な考えを持っているものだ。彼らのことはリスペクトしている。彼らもきっと、誰かに聞かれたからそう答えたのだろう。ベイルはレアル・マドリードの選手。移籍となれば、相当に高額なお金と年俸が必要になるだろう。素晴らしい選手で、私も彼のことは好きだが、彼を獲得するつもりはまったくない。我々はチームを作らなければならない。チームというのは、最高の個の集まりというわけではない。一体とならなければいけないんだ」

　クロップ監督は「リバプールには長期的なプロジェクトがある」と語り、ただやみくもに優れた選手を獲得することはないと強調している。ベイルがワールドクラスの選手であることは周知の事実だが、金銭面が障害になることはもちろん、指揮官が求める選手像とは異なっているようだ。

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