C・ロナウドは「違いを作る」 ユーベ新監督サッリ、残り10人に“合わせろ指令”を発動

(左から)ユベントスのサッリ監督、FWクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
(左から)ユベントスのサッリ監督、FWクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】

新たに指揮を執るイタリア人指揮官は、ロナウド中心のチームを作ることを明言

 イタリア王者ユベントスは新たにマウリツィオ・サッリ監督を迎え、インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)に参戦中。新シーズンに向けて、イタリア人指揮官は、エースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに合わせるようにと、選手たちに指示を出している。スペイン紙「AS」が伝えた。

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 昨季開幕前にレアル・マドリードからユベントスに移籍したロナウドは、イタリアでのデビューシーズンに公式戦通算28ゴールを記録。チームを驚異のセリエA8連覇に導いた。

 イタリアでの2年目のシーズンに向けて、現地時間21日には今季最初のプレシーズンマッチとなったICCトットナム戦が行われ、ユーベは2-3で敗れたものの、ロナウドは後半15分にゴールを決めている。また、24日のインテル戦(1-1/4PK3)でも、チーム唯一のゴールを挙げた。

 サッリ監督は記者会見で、ロナウドを「違いをつくる選手」と評価し、希代の点取り屋中心のチーム作りをしていくことを明言した。

「他の10選手が彼に合わせなければならない。このツアーの大半で、彼は左サイドの攻撃的ストライカーとしてプレーするだろう。だが、彼はより中央に近い位置で、もう1人のストライカーの隣でプレーしたがっていることも非常によく理解している。彼には違いを作る力があり、間違いなくそうしてくれる。そのため我々はチームとして、彼の動きに早急に適応できるようにしなければならない」

 また、トットナム戦ではアヤックスから新加入した19歳のオランダ代表DFマタイス・デ・リフトがユーベデビュー。サッリ監督は「彼は、すでにアヤックスのような重要なクラブでキャプテンを務めてきた19歳の少年。素晴らしい有望株」だと評価する一方で、先発を確約するつもりはなく、「まだベンチ入りするかどうかは分からない」ともコメントしている。

 新体制となった王者ユベントスは、果たして“ロナウドのチーム”で今季こそ悲願のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)トロフィーを勝ち獲ることはできるのだろうか。

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