まるでロナウジーニョ? ユーベFWロナウド、魅惑のステップ&ノールックパスに反響
強烈なFK弾を決めたICCインテル戦、ブロゾビッチを翻弄する華麗なテクニックを披露
イタリア王者ユベントスは現地時間24日、中国でインテルとインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)第2戦を行い、1-1と90分間では決着がつかず、もつれ込んだPK戦を4-3で制した。エースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは同点弾とPKを決めてチームを牽引したが、大会公式ツイッターは希代のスコアラーが試合中に見せた妙技にスポットを当て、「CR7はショーのためにここにいる」とテクニックを称賛している。
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試合は前半10分、今夏に加入したオランダ代表DFマタイス・デ・リフトのオウンゴールでインテルに先制点を献上。相手にリードを許す時間が続くなか、ロナウドの右足が唸った。
後半23分、ユベントスはペナルティーエリア左手前でFKを獲得。キッカーを務めたロナウドが右足を振り抜いた一撃は、壁を弾いてそのままゴール右隅に決まった。エースのゴールで同点とし、PK戦を制したが、ICC公式ツイッターは試合中の別シーンにフォーカスしている。
投稿された映像では、ボールを受けたロナウドが右足裏で左に持ち替え、次の瞬間には左足インサイドで軸足の裏を通して切り返し。ボールを引き寄せると、今後は右足でボールをまたいでフェイントを入れると左足インサイドで右側へ流し、味方へパスをつないだ。驚くべきはその体勢だった。ロナウドはパスを出す右側は一切見ず、左側に視線を向けた状態で見事にヒットしている。
インテルのクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾビッチとイタリア代表MFロベルト・ガリアルディーニを翻弄した足技とノールックを、ICC公式ツイッターは「ダンスの足。CR7はショーのためにここにいる」と表現。海外ファンからは「ロナウドがロナウジーニョになった」「伝説」といった称賛の声が上がっている。
昨季は自身初のイタリア挑戦ながら、21得点を挙げてセリエA優勝に貢献したロナウド。来たる新シーズンでも圧倒的なプレーに期待が懸かる。