レアル久保、止まらぬ“フィーバーぶり”をスペインメディアが危惧 「過剰な多幸感」
「久保は“日本の銀河系”」と称しつつも、その過熱ぶりにはスペインメディアも懸念
レアル・マドリードの日本代表MF久保建英は、加入後のトレーニングやインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)でキレのあるプレーぶりを見せ、大きく取り上げられている。ただ、それを危惧するメディアも現れており、スペインメディアの「エル・エスパニョール」は「久保への過剰な多幸感」とのタイトルで特集している。
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同メディアは、バルセロナの下部組織にいたキャリアなどを紹介しつつ、久保の残しているインパクトについてこう紹介している。
「カナダとアメリカのプレシーズンツアーにおいて、ロス・ブランコス(白の軍団/レアルの愛称)の大きなニュースの一つとなっている。彼の言動はすべてすぐ話題になり、それは全能なものだ。特に彼の国は、凄まじいレベルだ。たった数日で、日本のジャーナリストはスペイン人を上回っており。タケフサ・クボは”日本の銀河系”と言える。映像からSNSまで、彼がしていることはすべて金になる。それはまた、さらに大きなものをもたらす」
このように母国でのフィーバーぶりが過熱していることを称し、バイエルン戦の躍動ぶりもこう報じている。
「久保は皆を驚かせている。トレーニングで彼がいくつかの宝石を残すのを見るのは普通のことになってきた。レアルはSNSの中で、日本人の天才を誇りにしています、その一方で、プレーヤー自身は彼のデビューとなったのICCバイエルン戦で、いくつかのハイライトシーンを作った」
早くもスター候補となった感のある久保だが、若きブラジル人アタッカー勢とともにまつりあげられ過ぎているのでは、という危惧も指摘。ジネディーヌ・ジダン監督の思いもこうおもんぱかっている。