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西野監督のタイ代表はJリーガー中心のチーム作り? 現地紙展望「スター3人と夢を描く」
J1でプレーするチャナティップ、ティーラトン、ティティパンに主力としての期待
元日本代表監督の西野朗氏は17日、タイ代表の監督に就任した。経験豊富な指揮官の到来に現地が沸くなか、タイ紙「バンコク・ポスト」は西野新監督が「主力となってくれることを期待している」と言及した3選手に注目。そのチーム作りを展望している。
昨夏のロシア・ワールドカップ(W杯)で日本代表を率いてベスト16進出に導いた西野氏は、大会後に退任。それから約1年後の今月17日にタイ代表監督就任が発表されていた。
そんななか、「バンコク・ポスト」紙は「ニシノはスター3人と夢を描く」と見出しを打ち、今後のチーム作りを展望。「Jリーグでプレーしている3人の選手はポテンシャルを証明している。タイ代表では彼らが主力となってくれることを期待している」という西野監督のコメントを引用し、J1でプレーするMFチャナティップ(北海道コンサドーレ札幌)、DFティーラトン(横浜F・マリノス)、MFティティパン(大分トリニータ)の3選手が中心となっていくことを予測している。
さらに「他の選手たちに関しては、プレーを見てパフォーマンスを見極めたい。最も重要なのは、代表の一員として誇りと品格を持って国のためにプレーできる選手であることだ」と西野監督が述べた選考基準を紹介したうえで、タイ代表が抱える“ストライカー問題”にも言及。国内リーグで外国人FWが幅を利かせている状況に、西野監督は「アジア共通の問題だ」と語っているという。
短期的には、9月に始まるW杯2次予選での勝ち上がりがタイ代表の目標となる。日本屈指の実績を誇る64歳の指揮官は、異国の地でどのような采配を見せてくれるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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