レアル攻撃陣に暗雲…ベイル退団濃厚、アセンシオ負傷 久保建英の“序列”に変化は?
豪華絢爛な攻撃陣に逆風… 主力2人を欠く可能性が浮上
レアル・マドリードは現地時間23日にインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)アーセナル戦に臨み、90分間を2-2で終えると、PK戦を3-2で制した。
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この試合ではウェールズ代表FWギャレス・ベイル、スペイン代表MFマルコ・アセンシオがゴールを決めたものの、ベイルは退団濃厚、アセンシオは負傷退場した。元フランス代表FWカリム・ベンゼマや新加入のベルギー代表MFエデン・アザール、セルビア代表FWルカ・ヨビッチ、そしてブラジル人FWヴィニシウス・ジュニオールらが控える前線だが、この状況を受けて日本代表MF久保建英ら若手メンバーの序列や起用法に、変化が起こり得るかもしれない。
レアルが2点をリードされて迎えた後半開始から、ベイルとアセンシオはピッチに送り出された。それぞれ3トップの両翼に入ったなかで、後半11分にはアセンシオのシュートのこぼれ球を詰めたベイルが、同14分にはブラジル代表DFマルセロのラストパスを受けたアセンシオがゴールを決めた。
しかしベイルは、20日のバイエルン戦(1-3)後にジネディーヌ・ジダン監督が「24~48時間の退団」を明言するなど、指揮官との関係が冷え切っていると報じられている。またキレのある動きを見せていたアセンシオは、後半17分に膝を痛めてピッチに倒れ込み、担架に乗せられて退場。救急車で搬送され、スペイン紙「AS」などの報道によると左膝の前十字靭帯断裂の重傷を負った模様だ。
レアルを長年支えた2人のアタッカーが一気に不在となった場合、豪華絢爛だったはずの前線の序列に変化が起こりえる。
まずはICCのバイエルン戦とアーセナル戦で起用された、前線の選手を整理したい。
【バイエルン戦/4-3-3システム】
前半:左アザール、中央ベンゼマ、右アセンシオ
後半:左ヴィニシウス、中央ヨビッチ、右ルーカス・バスケス
【アーセナル戦/4-4-2システム→前半途中から10人となり4-4-1に変更】
前半:ベンゼマとヨビッチの2トップ、2列目左アザール、2列目右L・バスケス
後半:ベイルの1トップ、左イスコ、右アセンシオ→ヴィニシウス