チェルシー、英代表FWハドソン=オドイと5年契約延長で合意 週給1300万円超に
バイエルンへの移籍騒動も浮上した18歳アタッカーが残留を決意
チェルシーのイングランド代表FWカラム・ハドソン=オドイが新たな5年契約延長で合意に達した。バイエルン・ミュンヘンへの移籍騒動が過熱していた18歳だが、ついに残留を決意した。英公共放送局「BBC」が報じた。
2000年生まれのハドソン=オドイは昨夏のプレシーズン中にチェルシーのトップチームで活躍し、一躍その名を知らしめた。とはいえ、トップチームの壁は厚く、出番は限られていたため冬の移籍市場では退団の噂が過熱した。
移籍にはドイツの名門バイエルンが浮上し、トランスファーリクエストも出してクラブに移籍を志願。しかし、クラブの慰留もあって残留を果たした。マウリツィオ・サッリ前監督から、ハドソン=オドイを高く評価するフランク・ランパード新監督が就任したことで、さらに潮目が変わったようだ。
今年3月にはイングランド代表デビューも飾った逸材は新たな契約で、週給10万ポンド(約1300万円)以上のサラリーを手にするという。4月にアキレス腱を負傷したため現在はリハビリ中だが、早ければ9月に復帰の見込みとなっている。
FIFA(国際サッカー連盟)から補強禁止処分を受けているチェルシーにとって、生え抜きの星であるハドソン=オドイとの契約延長はこれ以上ない“補強”と言えそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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