ボローニャ冨安健洋、入団会見で語ったセリエA移籍での“理想の成長像”は?
クラブの熱意とディフェンス戦術を学ぶべく、セリエAのボローニャ移籍を決断
セリエAのボローニャに完全移籍した日本代表DF冨安健洋は、現地時間23日に入団会見を行った。日本の未来を担う若き俊英は、守備の国イタリアで戦術を学び、「僕がいれば安心させられるような存在感のある選手になりたい」と意気込みを語った。クラブ公式フェイスブックで会見の模様が公開されている。
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アビスパ福岡の下部組織出身の冨安は、高校2年生の2015年にトップチームデビュー。翌年にはトップ昇格を果たしてプロ入りすると、2018年1月にはシント=トロイデンへ海外挑戦を決断した。2年目の18-19シーズンはレギュラーの座をつかみ、公式戦40試合に出場。日本代表にも定着し、いまや主力の1人になりつつある男は、“守備の国”イタリアへのステップアップ移籍を果たした。
古豪ボローニャを選んだ理由は、「熱意を強く感じたし、それが大きな決め手の一つになりました」と説明。イタリアのサッカーについては「守備の戦術が細かく、整っている印象を持っている。それに応じてストライカーのレベルも高いと僕は思っている」と印象を語っている。
「ディフェンスの戦術を学びたいというのもあって、ボローニャを選びました。ポジショニング、体の向き、細かいところではありますけど、そういうところを学びたい。試合に出ないと成長できない、試合に出てなんぼの世界だと、改めて去年1年間試合に出て感じた。試合に出るということを第一の目標にやらないといけない。開幕までの1カ月は本当に重要な時間になりますし、まずはこの1カ月でできるだけのことをしないといけない」
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