年間MVPファン・ダイク、自らが語る“改善点”とは? 「簡単ではないがトライしている」
CL優勝に貢献したプレミア最高のセンターバック、課題は「攻撃のセットプレー」
リバプールのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクは昨季プレミアリーグにおいて、PFA年間最優秀選手賞を受賞し、名実ともにプレミアリーグ最高のセンターバックとなった。そんなファン・ダイクが自分にはある改善点があると語った。英公共放送「BBC」が報じている。
ファン・ダイクは2018年1月にサウサンプトンからリバプールへ移籍。すぐに最終ラインの柱としてレギュラーに定着し、昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝に大きく貢献した。今年度のバロンドール候補とも言われている。
身長193センチの長身ながら、足もとの技術も高い。相手FWに背後からも追いつけるほどのスピードも備える。欠点らしい欠点の見当たらないハイレベルなファン・ダイク。「リバプールに来てから、以前よりも良くなっている」と成長を実感していると語るが、それでもまだ改善の余地があるという。
「昨年は一貫したレベルで多くの試合でプレーできて満足している。その事実は本当に誇らしい。もっとできると思う部分は攻撃のセットプレーだ。もっと危険なプレーができると思っている。簡単ではないが、トライしているよ」
ファン・ダイクは昨季リーグ最少失点(22失点)に貢献しながら、CLも含めると公式戦6得点を決めた。ヘディングの強さは折り紙つきだが、セルティック時代には直接FKでもゴールを決めていただけに、より得点に直接絡んでいくプレーがしたいと考えているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1