元イングランド代表MF、リバプールにベイル獲得を“推薦” 「勝ち取れるチームに行くべき」
マルチにプレーできるベイルが補強に“適任” インス氏が持論を展開
元イングランド代表MFポール・インス氏が、去就問題の過熱するレアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルをリバプールが獲得すべきだと持論を展開している。英紙「デイリー・メール」が報じた。
ベイルは今夏の移籍市場でレアルから放出されることが濃厚と見られていたが、高額年俸や負傷の多さがネックとなり買い手が見つからない状況が続いており、ついには中国からのオファーも届いている。
こうした状況で、元イングランド代表MFインス氏は「もし余裕があるなら」と前置きしたうえで、欧州王者リバプールこそベイルを獲得すべきでは、と英メディア「BBCラジオ5ライブ」で語っている。
「リバプールに余裕があるなら、彼はリバプールに行くべきだ。彼らのフロントスリーを見ていると、夏の間ずっとプレーし、シーズン前にどれだけ休むことができるのか? ベイルは右でも左でも真ん中でもプレーできる。彼らには(ディボック・)オリギや(ジェルダン・)シャキリもいるが、それで十分なのか?」
リバプールの前線といえば、昨年2人揃ってプレミアリーグ得点王になったエジプト代表FWモハメド・サラーとセネガル代表FWサディオ・マネ、そしてブラジル代表FWロベルト・フィルミーノのトリデンテがおなじみになった。さらにシャキリやオリギが後ろに控える形だが、さらなる戦力の上積みが必要なのではとインス氏は指摘している。
「ベイルはお金ではなく、何かを勝ち取れるチームに行くべきだ。(リバプールは)ヨーロッパのチャンピオンで、プレミアリーグで2位だったチームだ」
レアルでは4度のUEFAチャンピオンズリーグ優勝を経験しているベイルだが、大型補強を進める“白い巨人”の中では居場所を失いつつある。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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