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オーバメヤンのチェルシー移籍が急浮上 1月に37億円で獲得に動く?
前線の補強が急務の王者 ドルトムント側は2倍の違約金を設定か
昨季のプレミア王者チェルシーが、来年1月の移籍市場でドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンを2000万ポンド(約37億円)の移籍金で獲得に乗り出す可能性が浮上した。英地元紙「サン」が報じている。
ジョゼ・モウリーニョ監督は1月の移籍市場で補強を行わない方針を示唆していたが、チェルシーはスペイン代表FWジエゴ・コスタの不振に加え、2番手のフランス代表FWロイク・レミー、今季補強したコロンビア代表FWラダメル・ファルカオも不調で、前線の補強の必要性が高まっている。
26歳の韋駄天は、今季リーグ戦13試合で15得点とブンデスリーガ得点王に輝いている。日本代表MF香川真司、ドイツ代表MFマルコ・ロイス、アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンと「ファンタスティック4」と呼ばれる攻撃ユニットを形成しているオーバメヤンは、移籍先にスペインを希望していると公言している。
ドルトムント側も、チェルシーが準備しているという移籍金の倍以上の違約金を設定していると報じられている。来年1月にはアフリカネーションズカップに参加するため、チームを不在にするというマイナス面もあるが、不振脱出を狙うチェルシーは、オーバ獲得を浮上のきっかけとするつもりなのかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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