アーセナルがユベントス19歳FWの争奪戦に参戦 契約成立の鍵は”買い戻し条項”の行方
ユーベはキーン移籍に48億円の買い戻し条項を譲らず アーセナルは48億円で再オファー
アーセナルはユベントスの新星イタリア代表FWモイーズ・キーンの獲得を狙っている。英紙「デイリー・メール」によれば、獲得に向けてコンタクトを取ったようだが、ユベントスが要求する4000万ユーロ(約48億円)での買い戻し条項が障害となっているという。
昨季のプレミアリーグで5位に終わったアーセナルは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を逃して不本意な成績となった。決して多くはない補強資金のなかで、将来のエース候補となるヤングスターを獲得しようと、19歳のキーンに興味を示したようだ。
現在、ユベントスとキーンの契約期間は2020年6月までとなっているが、クラブは24年まで契約延長しようと交渉中だという。しかしながら、ユベントスは3500万ユーロ(約42億円)以上であれば放出を前向きに考えるようで、アーセナルはキーンの代理人を務めるミノ・ライオラ氏にコンタクトを取ったようだ。
交渉はスムーズに進むものと思われたが、ユベントスは2年以内に4000万ユーロ(約48億円)で買い戻し可能な条項を加えることを譲らない様子。アーセナルは完全移籍を望んでいて、その買い戻し条項を加えて獲得する妥協案はないようだ。そのため、移籍金は4000万ユーロ(約48億円)まで引き上げて、買い戻し条項を取り払う条件で再オファーする準備を整えているという。
一方で、エバートンもキーンの獲得を狙っていて、こちらは買い戻し条項があっても問題ないと伝えられている。次世代を担う19歳FWの獲得レースは白熱しているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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