アーセナル、レアルのスペイン代表MF獲得合意へ ラムジーの後釜として期待
期限付き移籍で契約は1年間 トットナムとの競合制す
アーセナルはレアル・マドリードとスペイン代表MFダニ・セバージョスの期限付き移籍で合意に達したようだ。契約は1年間。英公共放送「BBC」が報じている。
セバージョスは日本代表MF乾貴士が所属するベティスでブレークを遂げ、2017年にレアルに引き抜かれたスペイン期待の星。15年のU-19欧州選手権優勝メンバーの1人で、17年のU-21欧州選手権ではチームは準優勝だったが、大会最優秀選手に選出された。すでにスペイン代表でも6キャップを刻んでいる。
昨季はフレン・ロペテギ元監督の下でリーグ開幕戦にスタメン出場。リーグ戦では23試合で3得点だった。より多くの出場機会を求める22歳にはトットナムも獲得に関心を示していたが、同じロンドンでもエミレーツ・スタジアムを本拠地とする“ガナーズ”でのプレーを選択した。
スペイン紙「マルカ」によれば、アーセナルはセバージョスに対して年間40試合のプレー機会を与えるとオファーしているという。契約満了で退団したウェールズ代表MFアーロン・ラムジー(→ユベントス)に代わる存在として期待されている。
今夏の移籍市場では目立った補強がなかったアーセナルが、ようやくウナイ・エメリ監督が望む即戦力獲得にこぎつけたようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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