マンC、“108億円”捻出のため2選手売却か マグワイア巡ってユナイテッドと一騎打ち
レスターは121億円を要求 マンUは資金不足で断念か
マンチェスター・シティは、マンチェスター・ユナイテッドも狙うレスター・シティのイングランド代表DFハリー・マグワイア獲得に向けて、8000万ポンド(約108億円)のオファーを提示するために2人の選手を売却して資金を調達する準備を始めているようだ。英メディア「フットボール365」が報じている。
レスターの屈強なセンターバック(CB)であるマグワイアは、今夏の移籍市場でシティのライバルクラブであるユナイテッドが最大のターゲットとしていることで知られているが、シーズン開幕3週間前にしていまだ取引は成立していない。
その理由の大きなポイントとして、レスターが9000万ポンド(約121億円)の移籍金を要求していることが挙げられている。もともとシティとユナイテッドは7000万ポンド(約94億円)のオファーを提示したが、レスター側がこのオファー拒否。9000万ポンドの金額を払うつもりがないユナイテッド側は、交渉を中断することを余儀なくされてしまっている。
その状況を知るシティは、ユナイテッドを出し抜くために「先に資金を調達しなければならない」と考えており、アルゼンチン代表DFニコラス・オタメンディとフランス代表DFエリアカン・マンガラを早期に売却することを進めている模様。両者を売却することで得られる金額で8000万ポンドのオファーを提示する準備をしており、売却に向けて「ますます必死になっている」と伝えられている。
今夏の移籍市場でマグワイアを巡って行われている“マンチェスターダービー”は、どちらに軍配が上がるのか。資金調達が完了することになれば、シティが一歩前に出ることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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