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名門サントスの22歳MF、“サンバ風”ドリブルに海外反応 「ディフェンス内を散歩」
ベネズエラ代表MFソテルドがボタフォゴの選手2人を手玉に取るテクニックを披露
ブラジル選手権1部リーグは、現地時間21日に第11節が行なわれ、アウェーのサントスがボタフォゴを1-0で破った。この試合で22歳のベネズエラ代表MFが披露した個人技が、「サンバのリズム」「ディフェンス内を散歩」と海外メディアを賑わせている。
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0-0の膠着状態が続いた試合は後半30分、敵地に乗り込んだサントスがブラジル人DFヴィクトル・フェラズのお膳立てからブラジル人MFマリーニョが今季初ゴールを決め、これが決勝点となりボタフォゴを1-0で破った。
首位パルメイラスと勝ち点(26)で並んだサントスで注目を集めているのが、ベネズエラ代表MFジェフェルソン・ソテルドだ。22歳のウインガーは1点リードして迎えた後半35分、左サイドで縦に仕掛け、シザースから左足でシュートフェイント。相手のブロックをかわすと、細かいステップでカバーに来た選手の間をすり抜け、ペナルティーエリア左隅で右足を振り抜いた。強烈な一撃は相手GKの好セーブに遭い、ゴールとはならなかったが、流れるようなプレーに会場も沸いた。
ベネズエラ紙「El Diario de Caracas」公式ツイッターは、「ジェフェルソン・ソテルドはこの動きでSNSに革命をもたらした。サンバのリズムに合わせて、サントスのファンのために才能を発揮した」と称賛。ベネズエラのスポーツ専門チャンネル「Meridiano」も、「ソテルドはボタフォゴのディフェンス内を散歩する」と相手を翻弄したことを伝え、チリのサッカー専門サイト「redgol」は「美しいプレー」と高く評価した。
ソテルドは先日行われたコパ・アメリカ(南米選手権)にベネズエラ代表の一員として出場し、ブラジル戦やアルゼンチン戦でもプレー。今後サントスやベネズエラ代表でも存在感を増していきそうだ。