「俺もバルサBからオファーあった」 元バイエルン宇佐美、久保のレアル移籍に持論「堅実」
世界を志す“後輩”へ伝えたいこと――自身も本田に後押しされた経験を持つ
苦しんだからこそ、宇佐美は久保の成功を祈っている。もちろん、久保だけじゃなく、これから世界へ挑戦する“後輩”たちへの思いは同じ。迷わず言えるのは「絶対、海外に行ったほうが良い」ということ。宇佐美自身、2度目のドイツ挑戦となった16年、アウクスブルクへ移籍する時は、元日本代表MF本田圭佑から背中を押されて決意した。どんな苦い経験をしても、思いは変わらない。
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「海外に行って、なかなか良いものを残せなかったとしても、行ったほうがいいと思う。俺も挑戦を続けられる立場でいたいし、行ったら分かる、行けば分かることのほうが多い。世界が広がる」
もし、あの時バルサBを選択していたら……。もし、あの時G大阪への残留を決意していたら……。現況はどうなっていたか分からない。でも、たとえどんな結果になったとしても、今の選択に後悔はない。その“覚悟”を持って、宇佐美は今もピッチに立っている。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)