韓国メディア、レアル久保のデビュー戦に好印象 「ワンテンポ速いパスとクロスを供給」
ICCバイエルン戦のプレーに注目 「縦横無尽にピッチを駆け回った」
レアル・マドリードの日本代表MF久保建英は、現地時間20日に行われたインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)のバイエルン・ミュンヘン戦に後半開始から出場。試合には1-3で敗れたものの、スペインの名門で大きな一歩を踏み出すデビュー戦となった。
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これに韓国メディアも反応。スポーツ・芸能総合サイト「ジョイニュース24」は、「攻撃ポイントは記録できなかったが、世界的なスターとともに息を合わせ、無難なデビュー戦を飾った」と伝えた。
また、スポーツ総合サイト「STNスポーツ」は「後半開始から左サイドで素早い突破に加えて、ワンテンポ速いパスとクロスボールを供給し、縦横無尽にピッチを駆け回った。攻撃ポイントはなかったが、世界的な選手たちのなかでのデビュー戦で、良い評価を得ている」と、期待どおりの才能を発揮し、チームスタッフを満足させていると報じている。
韓国でも久保の動向は逐一ニュースになっており、レアル加入後はさらに注目度が上がっている。
ジダン監督が「すでに昔からいる選手のようだ」と語っていることや、チームメートとスペイン語での意思疎通もスムーズという話は、韓国内でも話題に。同じアジアの選手で、特に日本の若きスター候補である久保の今後の成長に、韓国のサッカーファンも注目しているようだ。
金 明昱
1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。