日本代表MF久保建英、レアルデビュー戦で「両チーム最多タイ」を記録した2部門は?
ドリブル成功率は100%、デュエル勝利数はマルセロと並んで両軍最多タイをマーク
日本代表MF久保建英は、現地時間20日に行われたインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)初戦バイエルン戦(1-3)で後半から出場し、レアル・マドリードでのデビューを飾った。18歳ながら45分間で堂々たるプレーを見せたが、データ分析会社「オプタ」によれば、ドリブル成功数とデュエル勝利数で両チーム最多タイを記録したという。
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久保がベンチスタートとなったバイエルン戦、レアルはクロアチア代表MFルカ・モドリッチや元フランス代表FWカリム・ベンゼマ、新戦力のベルギー代表MFエデン・アザールらが先発。しかし前半15分、バイエルンのフランス代表MFキングスレイ・コマンに右サイドを崩され、フランス代表MFコランタン・トリッソにシュートのこぼれ球を押し込まれて先制点を献上した。
劣勢のレアルは後半から11人を総入れ替えし、新戦力のMFロドリゴやフランス代表DFフェルランド・メンディらを投入。「背番号26」を背負った久保もその1人としてピッチに立ち、“白い巨人”でのデビューを飾った。
久保は後半のキックオフ早々に会場を沸かせる。ハーフウェーライン付近からの縦パスを受けると、相手2人に囲まれるも巧みなタッチで局面を打開し、すぐさま観客の目を引き付けた。さらに後半17分には、敵陣中央でボールを受けた久保がスルーパスを送り、ブラジル人FWヴィニシウス・ジュニオールのチャンスを演出。何度もボールに触るなど上々のデビューを飾った。
データ分析会社「オプタ」は、公式ツイッターでバイエルン戦における久保のデータを公開。ドリブルは3回トライして3回成功で成功率100%、またデュエルでも8回中7回で勝利(勝率87.5%)と、勝利数はブラジル代表DFマルセロと並んで両チーム最多タイを記録。出場43人中2部門で1位タイになったという。
プレシーズン初戦で、選手のプレー時間も制限されている段階とはいえ、デュエル勝利数で両チームトップタイは評価に値する数字だろう。
23日のアーセナル戦、26日のアトレチコ・マドリード戦とICC残り2試合では、さらなる活躍が求められることになる。