ケルン大迫とマインツ武藤の日本人対決 結果は0-0もプレー内容は明暗が分かれる
サイド起用の大迫が存在感を発揮
ブンデスリーガ第13節、ケルン対マインツの一戦が21日に行われた。ケルンは日本代表FW大迫勇也が右サイドハーフとして先発、後半には左にポジションを移してフル出場を果たした。一方、マインツはFW武藤嘉紀が1トップで先発出場したが、見せ場がないまま、後半23分に途中交代した。試合は両者決め手を欠き、スコアレスドローに終わった。
序盤から主導権を握ったのはホームのケルン。前半7分、相手最終ラインの裏に抜け出したFWホジナーが決定機を迎える。しかし、ゴール正面から放ったシュートはゴール左に外れた。
その後、ケルンは大迫が起点となってチャンスを作り出していく。38分には右サイドから大迫がドリブルを仕掛けてエリア内に侵入。1人をかわしてクロスを挙げたが、味方には合わなかった。40分にも再び大迫がボールを持つと中盤から前線に飛び出したMFフォフトにスルーパスを送り、チャンスメイク。さらに終了間際にも右サイドからクロスを送った。いずれもゴールにはつながらなかったが、サイドで起用された大迫が存在感を示した。
一方、代表帰りの武藤は見せ場らしい見せ場がないまま、試合を折り返した。マインツは枠内シュートがゼロという低調な内容の前半だった。
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